2004-01-01から1年間の記事一覧

感傷

自己責任批判すらほとんど湧き上がらなかった。ある種の人々の神経を逆なでする《マスコミ上の正しさ》の一片も、その振る舞いには読みとられることはなかったということなのだろう。「軽率の極み」。信義や欲動といった裏付けが感じられない行為の帰結。そ…

法科大学院の適性試験

読解・表現力の第二部なのですが、まず頁を繰ると瀬地山さんで、さらにめくると野矢さんという、何か甘酸っぱい展開。しかし「セックスをジェンダーと言いかえてみることの訴求力」というか「社会学的啓蒙」とでもいうべきものを、今よりは素朴に信じていた…

しかし

「人間の盾になりに行った時」よりも「人質になった時」の方がより強い反発を喚起するという事態は、やはり症候として興味深い。

「渡航自粛勧告」を何百回出したとしても・・・

帰宅してニュースをチラ見しただけなのでよくわからないのだが、少なくとも、こと政府関係者だけは、開放された三人の「イラクに残りたい」なる「妄言」を、「自覚を持て」の一言で高みから切り捨てることはできないはずなのに、という想いが禁じ得ない。 個…

河野義行氏に萌え

「処罰感情が湧かない」という話を「罪を憎んで人を憎まず」的な物語に進めず、「日々の生活には直接関係がないから」と言い切り、松本氏への言葉を強いて問われると「教団の危険性を減じ社会とのデタントを進めるのに役立つから棄教宣言をすべき」とアドバ…